Expo アプリだけで24時間乗り切れるだろうか?
Expoで作ったアプリが丸一日たって、ひととおり動くようになった。足りないのはどこか、つまり次に何をやるかだ。
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App Store と Google Play には何万ものアプリがあり、そのどれもが Expo のオープンソースツールと私たちのサービスで作られている。想像もつかない数だ。だが、そうしたアプリだけで丸一日、朝から晩まで、他の何にも触れずに過ごせるのかどうか、私は知らなかった。
で、試してみた。一日、Expo のアプリだけで過ごす。朝食の時点で、私はある有名人に金を払っていた。昼にはアプリを生成していた。午後も遅くなると、シャツは汗でびっしょり。寝る頃には、それを得意になる気力も残っていなかった。
短く言えば、できる。長く言うと、もっと面白い。この一日で壊れた箇所こそ、誰かが何かを作るべき場所だったからだ。
朝
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Rise、睡眠トラッキングとエネルギー予測
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Espresso、The Economist のニュース
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WeatherWise、天気予報とリアルタイムレーダー
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AirNow、米国 EPA の大気質指数
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Delish、動画付きレシピ
今日最初に開いたのは Rise という睡眠トラッキングアプリ。いつエネルギーがピークに達するか、いつ体が自然に休みたくなるかまで予測してくれる。こんな無茶な一日を組むときには、意外なほど役に立つ。
次は The Economist の Espresso。エスプレッソ一杯分のニュース、というのがコンセプトそのものだ。Expo はこういう情報密度の高いアプリを得意としていて、この例も例外ではない。こうしたアプリを支えるのはナビゲーションとリンクであり、まさに Expo Router の独壇場だ。
天気と空気が味方してくれるか知る必要がある。WeatherWise は予報とリアルタイムレーダーを担当。スマホ標準の天気アプリのプロ版といった感じだ。大気質は米国 EPA の AirNow を使う。現在地の大気質指数と、今週の推移がわかる。UI と UX は正直、もっと練り込む余地がある。それでも実用的だし、山火事シーズンに連邦政府が Expo を使って、外に出て安全かどうかの判断を助けているという事実には、静かな凄みがある。
家で主に料理をするのは自分なので、夕食のヒントを求めて Delish を開く。厳選レシピ、本物の動画、手順付きの説明。材料の上に「私の祖母がどうのこうの」が八段落続くこともない。空腹で見ないこと。
メッセージアプリの問題
- Cameo、有名人によるオーダーメイド動画
普通ならこの時点で、今夜は何を作るか妻にメッセージを送るところだ。この日がまさにそこで詰まる。Expo で作られたメッセージアプリがほとんどないからだ。自分たちは iMessage を使っている。iMessage は論外。
メッセージアプリが厄介なのは、作っただけでは足りない点にある。両方が使っていないと意味がない。自分のためにアプリをリリースすることはできても、「他人が自分にどう連絡してくるか」という妻の妥当な期待を変えるために、妻に向けてアプリをリリースすることはできない。この市場には確かな空白がある。
そこで、自分に代わって相手へメッセージを送ってくれる人を探した。Cameo は Expo で作られていて、彼らのチームは急成長期にどう Expo をスケールさせたかというケーススタディを書いている。Cameo は、有名人があなたの知り合いのために動画を一本録ってくれるアプリだ。自分と妻はよく Food Network を見るので、当日納品に対応した Food Network のスターを探した。これは Cameo の想定用途か? 違う。安いか? 安くもない。
午後
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Tesla、ナビと車両コントロール
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Tommy's Express、ドライブスルー洗車
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Replit、エージェント内蔵のコーディングツール
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Mercari、フリマ市場
アプリに Expo を使っている洗車店を見つけてから、そこへの行き方がわからないことに気づいた。案内してくれる Expo 製の地図アプリもない。Tesla アプリには地図とナビが付いていて、車の操作もできる。ワンタップで二つの問題が片付いた。
着いてからは、Tommy's Car Wash のアプリのおかげで誰とも話さずに洗車が終わった。アプリ利用者用と表示されたレーンに車を入れると、ナンバープレートを認識し、登録済みのプランとカードを把握した上でゲートが開く。人見知りには、もはや宗教に近い体験だ。
その後はカフェで作業し、Replit アプリを使った。YouTube に、ビルドと workflow をスマホで確認できる EAS アプリはないのかというコメントがいくつか付いていて、今日は作るのにちょうどよさそうだった。Replit にはエージェントが内蔵されているので、最初の草稿を生成させた。
Mercari も少し眺めた。クローゼットの良いものを売りに出すフリマ市場だ。なぜかその日のフィードは帽子ばかり。極めてシリコンバレー的なものを一頂見つけたので、あとで買いに戻るかもしれない。
夜
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Runna、パーソナライズされたランニングプラン
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Rover、ペットの預かりと散歩
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Once Upon、フォトブック印刷
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Voidpet Garden、自己内省をゲームにする
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Book of the Month、厳選された読書リスト
今年の秋にレースがあるので、Runna でトレーニングランを記録した。簡単な個人情報を入力するだけで、人生初の 5K でもそれ以上の距離でも、パーソナライズされたプランを作ってくれる。一日の中で汗をかく部分はこれだ。
夕食後に犬の散歩へ行き、今年の後半に旅行があることを思い出して、犬の世話を頼む必要が出てきた。Rover はペットシッターを探すアプリで、非常によくできている。以前ニューヨークに住んでいた頃は、空きのある預かり先を見つけるのが本当に大変だった。Rover を通じて知り合った人たちはうちの犬にとてもよくしてくれて、次も迷わず頼むつもりだ。
Once Upon も使った。写真ライブラリの写真を紙の本にしてくれるアプリだ。短い動画で、ハードカバーとペーパーバック、マットと光沢が実際どう見えるかを示してくれる。ほとんどのアプリが飛ばす細部だ。その後は写真をドラッグして、レイアウトに納得がいくまで調整できる。
リラックスしながら僕が遊んでいたのは、Ben Awad が作った Voidpet Garden だ。自己反省をゲームにしたような作りで、生き物を捕まえて庭を手入れし、ときどき戦ったりしながら、今日はどうだったか、出来事をどう感じたかを聞いてくる。こういうものがもっと世の中にあっていい。
その夜最後に触ったのは Book of the Month Club というアプリだった。書店に入るというのは、何千冊もの選択肢を同時に突きつけられるということだ。このアプリはそれを5冊から7冊に絞ってくれる。僕が選んだのは The Last Contract of Esequibo という本で、決め手はほぼキャッチコピーの「Live by the code or die by the knife.」だった。今の開発者としての日々に重ねると、妙にしっくりくる。
積み残し
一日が終わってみると、3つのことに決着がついていた。
Cameo はその夜には届かなかった。有名人はやはり忙しいらしい。数日後に届いて、僕らはとても気に入った。おかげで、あの夕食をもう一度作ることになった。
フォトブックは届いて、本当によかった。
それから Replit で作り始めた EAS アプリは、実質的な進展があった。社内で一通り見せて回ったところ、思っていた以上に興味を持つ人が多く、今は正式に進めることになっている。今年の後半には何か見せられるはずだ。
突破口はどこにあるのか
これらの空白はメッセージ、地図、カメラの上に現れる。一見違うものに見えて、本質は同じ穴が別の顔をしただけだ。
メッセージが難しいのは、2人が同時に使い始めないと成り立たないからだ。地図とカメラが難しいのは、まったく逆の理由による。あなたのスマホにはすでに十分使えるものが最初から入っていて、「十分」を打ち負かすのは難しい。だからこそ、誰かがそれらで何を作れるのか見てみたかった。
Expo のもっと大きな目標のひとつは、より多くの人をモバイルアプリ開発に引き込むことだ。ポケットの中のあの画面は、僕らのほとんどが一日中見つめている画面であり、良くも悪くも、誰もがそのために開発できるようになるべきだ。
何か始めてみる
これらの空白のどれかが自分のアイデアだというなら、入口はこれだけだ:
px create-expo-app@latest my-app
d my-app
px expo start
あとは入門ガイドが実機でのビルドまで一歩ずつ導いてくれ、EAS Buildがアプリストアに送り出すところまで手伝ってくれる。Xcode も Android Studio も触らずに済む。開発中に何か引っかかったら、Discord で教えてほしい。