AI の変更による認知負荷を軽減する

モデルが抽象概念につける名前が自分の習慣と合うとは限らない(モデルはMutationIntentと呼ぶが、頭の中ではEditRequest)。見るたびに頭の中で変換が必要で、数十の新語が積み重なると認知負荷になる。著者の解決策:レビュー前に、モデルに造語と代替候補をリストアップさせ、確認後に一括置換する。

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AI の変更が生む認知負荷を下げる

AI が生成したコードを大量にレビューしていると、LLM が抽象概念に付ける名前が、自分なら選ぶものと一致しないことがよくある。たとえば LLM が MutationIntent と呼ぶものを、自分は EditRequest と呼びたい。LLM の用語が自分の理想とかけ離れていると、目にするたびに頭の中で意味を引き直すことになり、これが認知負荷になる。

些細な摩擦に思えるかもしれないが、不慣れなコードの中で何十もの新しい用語が絡み合うことを考えてほしい。認知負荷は積み上がる。頭に同時に保持できる対応関係には限りがあり、それを超えるとコードの実際の挙動を誤解し始める。

この負荷を最小限に抑えるため、レビューの前に次のプロンプトで AI の変更を後処理している。

Please review the changes and extract any unconventional or bespoke terms used for abstract objects, processes and concepts. Create a temporary markdown file with each term, its meaning and why it was chosen, and some proposed alternative terms for it. I will then use this markdown file to confirm the term choice or to provide my own custom term. You will then incorporate any changes. The goal here is to map your language choices to my own language choices so that I can understand the concepts more easily.

その後、用語の選択を一件ずつ確認する。AI はドキュメントも含め、あらゆる箇所で検索と置換を行う。置換後のコードは自分の頭から出てきたように読めるので、レビューはずっと楽になる。

出典: Andrew Moffat← ホームへ戻る