AI が私のコンピュータサイエンス学位を壊している

AI パニックに陥った大学の現状を、一人のコンピュータサイエンス専攻の学生が綴る。規則は二転三転し、評価説明は LLM が書き、指導教員は限界寸前、課題量は3倍になった。

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私はコンピュータサイエンス専攻の学生だ。去年奨学金をもらって、念願だったコンピュータサイエンスと AI を学べるようになった。子供の頃からずっとやりたかったことなのに、ずっとお金がなくて諦めていた。

学習曲線はとにかく急だ。GCSE の数学は B だった(英国以外の人向けに書いておくと、16歳で受ける試験だ)。技術的な訓練は、OpenProcessing* で作ったふざけたミニゲーム以外に何もない。

どれだけ大変でも、この挑戦は楽しい。楽だと思っていたら、そもそもコンピュータサイエンスなんて選ばなかった。問題は、うちの大学が AI をめぐって実存的な危機に陥っているせいで、学びの体験全体が以前よりずっとひどくなっていることだ。

方針がころころ変わって、何も確かじゃない

在学中、大学は「AI は絶対禁止」と「AI を使わなければならない」の間を揺れ動いていた。おまけに「そう、我々は AI を使っている。だが、だからといって君たちが使っていいわけではない!」とも。

最悪の AI 活用事例を選ぶこと(採点とフィードバック、教材作成、学生へのインタラクティブなメール配信)を芸術の域まで高め、それに全力を注いだかと思えば、3か月後に撤回する。課題では AI の使用が必須になったのに、次のモジュールでは LLM に触れただけで減点される。

課題の設計はめちゃくちゃだ

まあ、昔から完璧だったわけではない。コンピュータサイエンスの能力を評価するのは難しい。だが、Claude に肥大化した課題説明を量産させるのは解決策じゃない。以前は、少なくとも一度は全体をきちんと考えた人が課題を設計し、学科の他の誰かがレビューして承認していた。今の説明文は、まともに読まれたのかすら怪しい(読まれていたとしても一度だけだろう)。誤りはそこら中にあり、訂正が届くのは締め切り1〜2週間前のことだ。

作業量も3倍になった。LLM は、学生が新しい内容を学んでから技術的な課題をこなすのにどれだけの労力が要るかを知らない。キャリアのこの段階にいる教授たちも、AI が生成した課題説明をちらっと見ただけではそれに気づけない。その結果、技術経験の少ない私たちが内容を高速で消化させられる羽目になる。最悪だ。私は学びに来たんだ、3,000語の課題に含まれる15個の成果物をかじって終わりにするために来たんじゃない。

チューターは(いつも以上に)限界だ

大学の財務部門が一番喜ぶ言葉を知っているか? スケールだ。教育をスケールさせろ、できれば自動化して、これ以上人を雇わずにこの金のなる木からできるだけ多くの乳を搾れ、と。教育上の要請と商業上の利益の緊張関係はどこの機関にも昔からある。だが AI ブームが、チューターや講師の負担を不道徳で持続不可能な水準まで押し上げた。今の私のチューターは、しばらくオンラインポータルにログインしていないときしか連絡してこない。チューターのダッシュボードが私を「ハイリスク」とフラグ付けするからだ T_T

終末論者だらけだ

コンピュータサイエンスや数学が「終わった」かどうかなんて知らない。私はそれでも学びたいんだ。将来のキャリアが気にならないわけではない。でもだからといって、学んだことを全部忘れたいとか、この道を進むのをやめたいとか、そういうことにはならない。面白い方向はいくらでもある(AI と関係あるものも、ないものも)。なのに「ソフトウェアエンジニアリングはもう終わり」「AI を使わなければ生き残れない」「blah blah blah」という見出しが溢れていて、身動きが取れない。女の子がただ面白半分で統計学を学んじゃいけないのか?

まだまだ愚痴は続けられるけど、やめておく。これ以上続けたら消化不良を起こしそうだ。せっかく少しはプログラムが書けるようになったんだから、しばらく OpenProcessing に戻って、くだらないミニゲームをまたいくつか作るのもいいかもしれない。

出典: who even knows← ホームへ戻る